2019年1月31日木曜日

『We Will Rock You』 / シンプルな音使い


今、巷では
映画『Bohemian Rhapsody』が公開されて

Queenが再ブレークしていますね ♫



高校野球の応援でもよく演奏される

『We Wiil Rock You』

の音を採譜してみて
思ったことがあります。



何気なく聴いていてもすぐに気付きますが、
使っている音が非常に単純なのです!
https://www.youtube.com/watch?v=-tJYN-eG1zk




Aメロ

”E”から始まる
マイナーペンタトニックスケール

または
ブルーノートスケールです。



下は”E”
マイナーペンタトニックスケールです。


ライヴでは
フレディの歌っている音が

時々”B”
半音低い”B♭”になり

ブルーノートスケールの様になります。


下は
”E”
ブルーノートスケール
(5thが変化する場合)です。




次に
サビ
の部分です。


N.C(ノンコード)のところは

音階の音が
全て出揃っていないので

”E"
ナチュラルマイナースケール

もしくは
ドリアンスケール

のどちらに取ることも出来ます。


サビの途中で
C コードが大胆に現れますが、

そこでのメロディは
ナチュラルマイナースケール

と取れます。




何となく流して聞いている時は
気付かなかったけど

よく聴いてみると

Aメロ
ずっとN.C.(ノンコード)なんですよね!

しかしながら

例の
”あの” リズム(これもまた単純)

と合わさって

一度聴いたら2度と忘れない
強烈なインパクトを残す楽曲となるんですね~。


もちろん、

フレディ

毛むくじゃらの上半身で
拳をつき上げる

あのパフォーマンスも
インパクトを残すのに加担していますが (笑)



私たちは時として

自分の個性を求めて

「人とは違ったことをやろう!」

とすると
物事を複雑にしたくなる傾向にあります。



しかしながら

” Simple is best! "

これって
出来るようで中々出来ませんが

とっても大事ですよね!!

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