2019年1月3日木曜日

あいみょん/マリーゴールドはパッヘルベルのカノン?



去年の暮ごろから
車のラジオでよく流れてて
久々に鳥肌が立った曲がありました。

「いいなぁ、何て曲かな?」
と思っていたら、

パーソナリティの人が

あいみょん
『マリーゴールド』

と曲目紹介していました。


彼女の名前は
あちこちでよく聞いていましたが

この時初めて
「ほぉ~、これが今話題のあいみょんの曲か。」
と知りました。





【マリーゴールド / Aメロのコード進行】


曲のキーはD

Aメロのコード進行
いわゆる

”(パッヘルベルの)カノン進行”

です。

巷(ちまた)で
「イイ曲」と呼ばれている曲に
よく使われているコード進行です。

下の楽譜は
『マリーゴールド』Aメロコード進行です。


本来のカノン進行では

4小節目
F♯m/A
となるはずなのが

代わりに
Aコード
となっているなど

少し変則的な
カノン進行になっています。


その後
平行短調の
Bmから始まる

短いBメロを経て

サビで再び

D
カノン進行となります。

曲全体のコード進行には
目立った工夫などはあまり見られず

ありきたりと言えばありきたりです。





【あいみょんらしさとは?】


コード進行

カノン
”感動要素”
がしっかりと盛り込まれてはいますが、

この曲の良さの決め手
何といっても

彼女の
低音で伸びのある重厚な声

切なさに胸が締め付けられる様な
レトロチックな歌詞でしょう。

それが
90年代を思わせる
8beatのロックな曲調
とピッタリ合わさって

あいみょん独特の世界観を創り出しています。



『マリーゴールド』
90年代の名曲でもある
スピッツ『チェリー』
この曲はキーがCの ”カノン進行” ですが)


コード進行
曲の構成
歌詞の持つ雰囲気

などが
やや似ている気がします。
https://youtu.be/Eze6-eHmtJg





【あいみょんの歌詞】


「でんぐり返しの日々~」



「麦藁の帽子の君がゆれた~」

等といった
ワタクシの様なおじさんの心も
一発で鷲掴(わしづか)みにする

郷愁(ノスタルジー)たっぷりのワードが
曲の中に散りばめられています。



他にも、

「今日という日に何という名前を付けようか~」

とか

「雲がまだ2人の影を残すから~」

なんて
詩の言葉を選ぶセンスが抜群ですね!



私は見られませんでしたが、
紅白にも出場したそうですね。
陰ながら応援しています。

https://youtu.be/0xSiBpUdW4E

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