手套(てぶくろ)を脱ぐ時
今日は久々に温かかったですね~ (*^_^*)
買い物をした帰り道、
もう梅がほころんでいました!
今日みたいな日は
啄木のこんな歌が思い浮かびます。
「手套(てぶくろ)を脱ぐ手ふと休(や)む
何やらむ
こころかすめし思い出のあり」
日常の何気ない仕草から
「彼にはどんな過去があったのだろう?」
などと
イメージが限りなく広がっていきますね。
あと
八木重吉の詩に
花を詠(うた)った
こんなのがあります。
きれいな気持ちでいよう
花のような気持ちでいよう
報いをもとめまい
いちばんうつくしくなっていよう
詩人でもあり
基督者として求道者でもあった
重吉が
いつも詩の中で求め続けている
”美” がこの詩によく表れていると思います。
自らの死を間近に感じ取って
さらにその感覚は鋭くなっています。
自分もこんな心境でいたいです。
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