2019年1月28日月曜日

手套(てぶくろ)を脱ぐ時


今日は久々に温かかったですね~ (*^_^*)

買い物をした帰り道、
もう梅がほころんでいました!

今日みたいな日は
啄木のこんな歌が思い浮かびます。

「手套(てぶくろ)を脱ぐ手ふと休(や)む
 何やらむ
 こころかすめし思い出のあり」


日常の何気ない仕草から
「彼にはどんな過去があったのだろう?」

などと
イメージが限りなく広がっていきますね。



あと
八木重吉の詩に

花を詠(うた)った
こんなのがあります。

 きれいな気持ちでいよう
 花のような気持ちでいよう
 報いをもとめまい
 いちばんうつくしくなっていよう


詩人でもあり
基督者として求道者でもあった
重吉が
いつも詩の中で求め続けている
”美” がこの詩によく表れていると思います。

自らの死を間近に感じ取って
さらにその感覚は鋭くなっています。



自分もこんな心境でいたいです。

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