2018年12月5日水曜日

『GNU HIGH』/ Kenny Wheeler




今日帰ったら
佐川便でCDが届いてました!

Kenny Wheeler(tp,flh) の名盤 
『Gnu High(ヌー・ハイ)』


リズムセクションは
なんと

Keith Jarret(p)
Dave Holland(b)
Jack Dejohnette(ds)

かつてMiles Davisバンドでの共演もあった
圧倒的な実力を持つサポート隊の
ECMレーベルでの再共演です。



早速、1曲目の
「Heyoke」
を聴いてみました。

はぁ、、、
これこれ!
ヨーロピアン・ジャズだねー。
フリューゲルホルンの音も渋くていいやねー。

日々の雑務に疲労困憊した体と心が溶けていく、、、



プロデューサーの
Manfred Eicherが、

「ECM特有のこの透明感のあるサウンドには
 マイクの数と配置に秘密がある。」

と言って
実際にセッティングしている
レコーディング風景を
昔テレビの何かの番組で見た記憶があります。



何と言っても圧巻なのは、
Keithピアノソロ

文字通り途中からピアノ1人だけになり、
4つの声部が各々独立してポリフォニックに絡む
美し~いインプロヴィゼーションとなるのが驚きです。

彼が後年、
J.S.Bach『平均律クラヴィーア集第1巻』
をレコーディングをしているのも頷けます。



Kenny Wheeler
の名前を初めて知ったのは、
大学時代に入ってた他大のビッグバンドで、
すでにプロとして活躍されていた
トランペットの先輩の勧めでした。


Wheeler(やたらとeが多い!)の曲の
ほの暗いメロディインプロヴィゼイションフレーズ
当時鬱屈していた自分に見事にハマって

Wheelerのアルバムを求めて
東京中のDisk unionを歩き回った覚えがあります。



何年か前にこのCDを含め、
まとめて人に貸したまま返って来ず(泣)、

今回何故か猛烈に聴きたくなって、
Tポイントが結構たまったので
普段あまり使わないネットショッピングで再び購入した次第です。

もし興味を持たれた方は
是非一度お聴きになってみて下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=tw9FbQTsk3Q

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