2019年3月22日金曜日

水仙 / 太宰の見たものは・・・



春の陽気に誘われて
昼間
家の周りを散歩をしていたら

今が見頃なのでしょうか
水仙
色鮮やかに
並んで咲いていて
目を楽しませてくれました。



太宰治の作品に
『水仙』という
短編小説がありますね。

ある洋画を始めたばかりの婦人が
周りから
「天才だ!」
とおだてられているうちに
それを真に受けて
”自分は天才芸術家だ”と思い込んでしまいます。

そして
家から失踪して
破滅に向かっていく。

という
創作に携わっている人間の
本質を言い得ている
身につまされるストーリーです。



何か
太宰本人が
自分の事を
主人公に当てはめて
書いている様な気もします。



そんなことを
徒然と思い起こす
うららかな
春の散歩道でした🌸

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