暫くぶりの
酒のせいか
早朝に目覚めてから
目が冴えてしまって
もう再び眠れず
じっとしていると
死への恐怖が
襲って来るので
耐え切れず
それを
紛らわす為に
起きて
編曲の仕事を
昼まで続けて
漸く
昼の予約の時間が近づき
病院へと
向かいました。
道中
最悪の結果の場合の
ショックを和らげるために
医師から言われる言葉を
何パターンも
シミュレーションで
脳内再生しました。
待合室に着いたら
看護師から
血中酸素濃度計と
血圧計を渡され
計る様に促されました。
こんな事初めてなので
「これって
やっぱり
深刻な状況なんじゃないか?」
と更なる恐怖が襲ってきて
血圧
140ー210
脈拍
120
と
異常な数値を
たたき出しました😱
いよいよ
診察室へと呼ばれましたが
院長は
昨日の医師とは違って
穏やかな表情で
レントゲン写真と
カルテを
見比べて
直ぐに
「昨日の先生の言ってた白い影は
血管の枝分かれしているところです。」
と静かな声で言い
更に
「特に悪いところは見当たりませんね。」
と秒で答えました。
「え、昨日のあの老医師の
厳しい面持ちと長い沈黙は
何だったのだ!」
という思いと
「何もなくてよかった!!」
という思いとが
入り混じって
体中の
力が抜けていくのを
感じました😵
今回の
この出来事の
教訓は
「仕事や
人間関係、生活の事
などで
くよくよ悩んでいたけど
そんな問題なんて
小さい事で
”生きている”っていう
その事だけで
幸せなのだ」
と
自分の人生観を
大きく変えた
貴重な体験でした。
それと
癌患者の方々は
こんなにつらい思いをして
生きているのだ
という一端を知り
癌を患っている人への
見方が変わりました。
また
これからの
自分の
創作活動にも
大きく関わる
人生の転換点なのではないか
とも
強く思わされました。
「幸せ」とは
自分の為
のことではなく
周りの人々が
「幸せ」になることが
本当の
自分の「幸せ」なんだ
ということも
実感しました。
辛い出来事でしたが
神様が与えて下さった
この機会に
深く
感謝したいと思います♰
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