深夜に
たまたま
NHKで
フジコ・ヘミングの
番組を放映していました。
何故
リストの
ラ・カンパネラを
あれだけ
好んで弾いていたのか
や
彼女の
壮絶な人生
を紹介し
最後(今年の2月)は
病院内で
耳はほとんど聞こえず
目もほとんど見えない中で
モーツァルトの
ソナタを
探りながら
ポロポロと
弾いていました。
ついには
とうとう
自分で
ピアノのフタを
閉めてしまいました。
私も
数年前に
怪我で
ピアノを半ば
諦めて
苦しんで
悔しい思いをしましたが
この瞬間
彼女が
何を思って
何を感じていたのか
を想像すると
涙を禁じ得ませんでした。
これが
彼女が
ピアノに触れた
最後でした。
偉大な
音楽家が
また一人
天に召されました。
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