仕事終わりに
携帯を見たら
チェリストの
急逝したという
メッセージが
ありました・・・
心臓の鼓動が
速く刻むのと
手の震えが
止まりませんでした。
「何で」
という言葉が
空虚に
何度も
頭の中に
繰り返されました。
彼とは
学生時代から
数えきれないほど
共演させてもらい
公私とも
お世話になりました。
チェロの練習より
遊びが好きな人で
よく
飲みに
呼び出されて
冬には
スキーにも
連れて行って
頂きましたね。
本番で
寝坊して
遅刻されたりと
いい加減なところもあり
ぶつかり合ったりしましたが
チェロの音は
良く歌い
艶やかで
一級品でした。
その当時は
あまりの
ちゃらんぽらんぶりに
腹の立つ事も
ありましたが
心根が優しく
何故か
憎めない人で
事あるごとに
僕の事を
弟の様に
気にかけて
下さいましたね。
あまりにも
突然な事で
今でも
信じられず
理解が
追い付かないです。
最後にお会いしたのは
3年前で
夕飯を
ご一緒させて頂き
今度は
室内楽で
こんなことや
あんなことをしたいね!
などと
熱く語り合いましたね。
またいつでも会える
と思い
連絡するのを
今まで
怠っていたのを
とても
後悔しています。
今でも
まだ生きていて
「来週ひま?」
などと
こちらの迷惑なんて
気にせずに
ひょっこり
真夜中に
LINEのメッセージが
来る様な気がします。
音楽によって
深いところで
つながっている
音楽仲間は
ある種の共同体で
その死による
喪失感は
非常に強く
本当に
残念でなりません。
どうぞ
安らかに
お眠り下さい♰
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