2023年2月5日日曜日

喜多村得也(とくや)先生を送る会

中1の時に
ソプラノ歌手の
喜多村安寿子先生の
音楽教室の
門を叩き
あれよという間に
音大へと行き

安寿子先生には
その後
音楽教室で
教えさせて頂いたり
コンサートの
伴奏をさせて頂いたりと
大変お世話になりました。



そして
大学での
1年生の
ドイツ語の授業は
偶々(たまたま)
ご主人の
喜多村得也先生でした!

得也先生は
キリストへの
深い信仰を持ち
聖書、哲学、芸術、語学など
寝ている時以外は
いや、寝ている間も
その研究に没頭している
正に学者の鏡の様な方でした。

ワタクシは
中高一貫の
キリスト教系の学校で
教育を受けました。

更には
大学院を出たあと
大きい教会で
洗礼を受けた後
教会から落ちこぼれ
路頭に迷い
キリストへの信仰で
迷い
悩んでいた時にも
親身になって
正しく導いて頂きました。

ご夫妻や
2人のお嬢さんには
家族の様に
接して頂きました。



得也先生は
幼子の様に
少しの疑いも持たずに
真直ぐに
キリストへの信仰を
隠し包まず
表明し
進んで行く人でした。

当時
若かった自分と
共に悩んで下さり
勉強会なども
開いて下さって
ご自分の
研究の時間が
削られたかもしれませんが
嫌なそぶりを
一切見せない
優しさをお持ちでした。

目の前に起こる
どんな些細な問題にも
100%
全力で取り組む方でした。



そして
私の不義理で
暫く(10年近く)
お会いしていなく
いつか
また
お会いして
恩返しをしたいと
思っていました。

その得也先生が
先週
天国へと旅立たれました。



今日は
得也先生を送る会でした。

自分は
オルガンでの奏楽を
担当させて頂きました。

途中
得也先生の
屈託のない
満面の笑顔が
何度も思い浮かび
涙で楽譜がぼやけて
演奏に
難儀しましたが
何とか
お役目を務めさせて頂きました。

焼場では
骨だけになった
得也先生を見るのは
とても辛かったですが

その後
安寿子先生が設けて下さった
食事会で
ずっと会えてなかった人や
初めてお会いする人達と
お話も出来ました。

自分が歩めなかった
様々な人生を
みんなが歩んでいて
色々と考えさせられましたが
これも
得也先生が
引き合わせて下さった
のだと思います。

本当に
温かい
愛に溢れる
送る会でした。



得也先生、
これからは
神様の御懐で
安らかにお眠りください♰

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