2022年10月23日日曜日

”第九”を聴きに♫✨

 











早いもので

年も押し迫って参りました。


日本の

クラシック界では

年末になると


プロアマ問わず

所謂(いわゆる)

”第九”

という難曲を

各団体

こぞって演奏します🎻🎺


ワタクシも

今日は

そのご相伴にあずかって

所沢ミューズまで

ベートーヴェン作曲

第9番交響曲を

聴きに行って参りました♬


昨日

家に遊びに来てくれた

元教え子の

Uさんが

オケに乗っていて

コンサートに

お誘い頂きました🙏


生演奏で

第九を聴いたのは

本当に何年かぶりでした。


今日の演奏は

アマチュアオケでしたが

最近のアマチュアは

レベルが高いです!!


プログラム

一曲目の

ヘンデルの

所謂

”ハレルヤコーラス”の

出だしの

弦楽器の音を聴いたとたん

これはタダモノではない!

と感じさせられました!

音色も

ピッチも申し分ありません。

トランペットの高音の旋律が

柔らかく美しいです!


続いて

ブラームスの

「大学祝典序曲」のあと

休憩を挟んで



いよいよ

第九でした。


全体的に

テンポは

大分速めで(カラヤンの演奏よりかなり速く感じた😱)

結構スリリングでしたが

木管とティンパニー、トランペットの

技術が高く

要所を抑えて

全体を引き締めていました。


ただ

指揮者は

2楽章で

もっと速く

演奏したがっていた様で

低弦パートに

鞭打っている様にも

感じられました😱😱


4楽章では

ソリスト達はさすが

難所を卒なくこなして

見事な演奏でした✨


終わってみたら

なるほど

危ない箇所が

何か所かありましたが

冒険とも思える

この速いテンポに

圧倒されて

「クセになる、もう一回聴きたい❤」

と思わされる演奏でした!




それとは別に

4楽章を聴いている最中に

現在の

ウクライナの人々の事が

思い浮かび

この曲の

シラーの詩の

人類愛についての

ベートーヴェンの思いと混ざり

涙があふれて止まらなくなりました。


「alle menschen werden brüder」

[全ての人類は兄弟(同胞)になる]


「und wer's nie gekonnt,

  der stehle weinend sich aus diesem bund!」

[そしてそれを出来なかった人は

 泣きながらこの集まりから立ち去れ!]


ロシアの残虐な蛮行が

早く収まり

プーチン始め

ロシア軍により

家族や恋人、友人を殺され

拉致され、暴行を受け

絶望の中

恐怖におののく

ウクライナの人々に

早く

平和が訪れる様に

祈りながら聴いていました。




終わってから

Uさんの

ご両親と

おばあ様も

聴きに来ておられて

ご挨拶させて頂きました♬


第九が

こんなにも

色々と

考えさせられる

曲だとは

今日の演奏を聴くまでは

気付かず

心に残る

本当に

いい演奏会でした😊

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