早いもので
年も押し迫って参りました。
日本の
クラシック界では
年末になると
プロアマ問わず
所謂(いわゆる)
”第九”
という難曲を
各団体
こぞって演奏します🎻🎺
ワタクシも
今日は
そのご相伴にあずかって
所沢ミューズまで
ベートーヴェン作曲
第9番交響曲を
聴きに行って参りました♬
昨日
家に遊びに来てくれた
元教え子の
Uさんが
オケに乗っていて
コンサートに
お誘い頂きました🙏
生演奏で
第九を聴いたのは
本当に何年かぶりでした。
今日の演奏は
アマチュアオケでしたが
最近のアマチュアは
レベルが高いです!!
プログラム
一曲目の
ヘンデルの
所謂
”ハレルヤコーラス”の
出だしの
弦楽器の音を聴いたとたん
これはタダモノではない!
と感じさせられました!
音色も
ピッチも申し分ありません。
トランペットの高音の旋律が
柔らかく美しいです!
続いて
ブラームスの
「大学祝典序曲」のあと
休憩を挟んで
いよいよ
第九でした。
全体的に
テンポは
大分速めで(カラヤンの演奏よりかなり速く感じた😱)
結構スリリングでしたが
木管とティンパニー、トランペットの
技術が高く
要所を抑えて
全体を引き締めていました。
ただ
指揮者は
2楽章で
もっと速く
演奏したがっていた様で
低弦パートに
鞭打っている様にも
感じられました😱😱
4楽章では
ソリスト達はさすが
難所を卒なくこなして
見事な演奏でした✨
終わってみたら
なるほど
危ない箇所が
何か所かありましたが
冒険とも思える
この速いテンポに
圧倒されて
「クセになる、もう一回聴きたい❤」
と思わされる演奏でした!
それとは別に
4楽章を聴いている最中に
現在の
ウクライナの人々の事が
思い浮かび
この曲の
シラーの詩の
人類愛についての
ベートーヴェンの思いと混ざり
涙があふれて止まらなくなりました。
「alle menschen werden brüder」
[全ての人類は兄弟(同胞)になる]
「und wer's nie gekonnt,
der stehle weinend sich aus diesem bund!」
[そしてそれを出来なかった人は
泣きながらこの集まりから立ち去れ!]
ロシアの残虐な蛮行が
早く収まり
プーチン始め
ロシア軍により
家族や恋人、友人を殺され
拉致され、暴行を受け
絶望の中
恐怖におののく
ウクライナの人々に
早く
平和が訪れる様に
祈りながら聴いていました。
終わってから
Uさんの
ご両親と
おばあ様も
聴きに来ておられて
ご挨拶させて頂きました♬
第九が
こんなにも
色々と
考えさせられる
曲だとは
今日の演奏を聴くまでは
気付かず
心に残る
本当に
いい演奏会でした😊
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