https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031701344&g=int
ロシア人ピアニストの
ボリス・ベレゾフスキーの
ウクライナ侵攻に対するこの
非人道的な発言は
全世界の音楽関係者、ファンに
大きなショックと失望を与えた。
勿論私もだ。
プーチンを始め
現代のロシア人には
聡明で
時代の機微に敏感で
スマートな
イメージを持っていたが
全く違っていた。
このウクライナ侵略から
今のロシア人の国民性への
考え方が
ガラッと変わってしまった・・・
彼は
自分の発言が
周りへ与える影響に対する
想像力が乏しいのだろう。
彼の素晴らしい演奏は
日本でも
西側諸国でも
もう聴く事は出来ないのではないか?
世界的に活躍している演奏家が
政府の息のかかった放送とはいえ
メディアを通して
周りを顧みず
この様な事を公言するという事は
ロシア国内で
ウクライナ侵攻に対して肯定的な考えの人たちが
私たちが考えているより
遥かに多くいるという事を
暗に示しているのだと思う。
ロシアは
ソ連時代に
完全に逆行してしまったのだ。
ナチスが席巻した時代の
アルフレッド・コルトーらと同じく
この偉大な芸術家も
魂を
独裁者に売ってしまった。
非常に残念でならない。
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