2019年6月6日木曜日

『ひきこもり』という生活スタイル

先日起きた
カリタス小学校で起こった
刃物を使っての殺傷事件は
本当に目を塞ぎたくなる様な
悲しい出来事でした。



それを機に
「ひきこもり」
という言葉が
世間での注目を集めています。

気になるのが
社会全体が
「ひきこもり」
というカテゴリーをつくって
一括りにしてしまっている事です。





かつて
宮崎勤幼女殺人事件の時
彼がアニメやフィギアに傾倒していたことから

「オタク」は害悪だ
という風潮がかなり長く続きましたが

今では
「オタク」
は一つの文化として
むしろ
生産性のある
プラスのものとして
世界中で認められる様になって来ました。





現代は
多種多様な価値観が存在しています。

しかも
これだけ
『ひきこもり』と呼ばれる人が増えて来ましたが
なりたくてなっている人ばかりではないはずです。

ひきこもり⇒否定
という図式で
性急な判断をせずに

一呼吸おいて
様々な生活スタイルを容認する
ということから始まる
幅広く余裕のある
考え方に社会がなっていけば

必ずしも
働くために
部屋から出なくてはいけない訳ではなく

在宅勤務など
様々な労働の形態が今ならあるので
特に
就労へ対するハードルが
低くなっていくのではないのかなぁ
とも思います。





多様な価値観を受け入れられる社会になれば
『オタク』の様に
『ひきこもり』
何かポジティブなものに
変化していくのではないでしょうか?

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