今朝
職場へ行く車の中のラジオで
チック・コリア氏の訃報を聴きました。
自分を含めて
彼の影響を受けたミュージシャンは
数えきれない程いるでしょう。
高校生の時は
彼のエレクトリックバンドを観に
よみうりランドまで行き
エキサイトしました。
また
大学生の頃の話ですが
チックの
ジャズフェスのリハーサルの
機材搬入搬出のバイトを
都内のスタジオで
やった事があります。
そして
僕たち学生がジャズの研鑽をしている
と知ったチックが
リハ中に声を出さないならば
リハを見学してもいいよと
気さくに声をかけてくれました。
壁を背にして
直立不動の姿勢のまま
数時間
緊張感漂うリハ風景を
しっかりと目に焼き付けたのを
覚えています。
我々
彼に影響を受けたミュージシャンにとって
チックは
親同様に
あまりにも大きい存在で
当たり前のようにいつまでも
私達の先頭に立っていてくれる
と思っていましたが
今日の訃報は
心にぽっかりと穴が開き
寄るべきものを失う
悲しい出来事でした。
彼が
今までにない
新しい音楽スタイルを
次々と生み出して
私達は
当たり前の様に
その恩恵を受けていましたが
これからは
各々が
自分達の足で歩んで行かなくてはいけません。
最後は
癌を患っていたそうですが
生前,公式Facebookで
「私と旅を共にし、音楽の火を明るくともし続けることに協力してくれたすべての人に感謝したい。私の願いは、演奏や制作、パフォーマンスなどをしたいという気持ちがある人には、それをしてほしいということ。自分のためでなくとも、ほかの人々のために。世界にはもっとアーティストが必要だというだけでなく、単に本当に楽しいものなのだから」
とメッセージを残していた様です。
この言葉を胸に
これからも音楽に励んでいこうと思います。
チックコリアさん
今まで
音楽界に多大な宝を遺してくれたことを
心から感謝します。
「Return to Forever」
魂は永遠に・・・
どうか
安らかにお眠り下さい。
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