2020年6月6日土曜日

横田滋さんの悲しみ

今日横田滋さんの訃報に触れました。



2002年
小泉元首相の突然の訪朝
5人の拉致被害者の釈放
の報道に
日本全国に衝撃が走りました。

「北朝鮮による拉致って本当だったんだ!」
という事実に
当時のワタクシは
恐怖を隠し切れませんでした。

そんな中
同じように拉致された
横田めぐみさんのご両親である
横田滋さんと早紀江さんは
期待していたにも関わらず
その時
御自分達が愛し育てた娘の顔を見る事が出来ませんでした。

子育ての経験が無いワタクシには
その悲しみは計り知れませんが
考える度に胸が苦しくなりました。



それからのお2人は
自ら
北朝鮮からの拉致被害者家族会の代表となり
積極的に活動し
政府に語りかけ
全国を廻り活動しました。

ワタクシも
桜咲くころ
靖国神社の傍の歩道橋のそばで
一生懸命活動しているお2人をお見かけしたことがあります。



ここでは
別に政府批判をしようと思っている訳でもないし
特別な政党を支持してもいないですが,
政府は
国民の命を守る
日本の中で一番力を持っている機関です。
国民に,命に関わる問題があった時の
最後の頼みの綱です。

その政府が
もっと強く北朝鮮に拉致問題について働きかけていたら
結果はもっと違っていたのではと思わずにはいられません。



この様に
平気で他国から人をさらう
国家(最早犯罪集団)?が
自分達の犯した犯罪を顧みる事もせずに
存続し続けている事自体が
おかしな事だと思います。


極普通の家族としての
普通の生活を奪われ
生涯望んでいた
かけがえのない一人娘との対面を果たせず
無念の中に
去って行った滋さんの悲しみは
いかばかりだったのか
想像も出来ません。



心からご冥福をお祈りいたします。

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