2020年1月19日日曜日
Flux Quartet / 一柳慧 全作品演奏会
昨日
Flux Quartet(フラックスカルテット)
のコンサートのチケットを頂いたので
横浜県民ホールまで
聴きに行って来ました🎶
ケージ,フェルドマン,リゲティ,クセナキスなど
20世紀後半を代表する作曲家の初演を
多くやっているストリングカルテットです。
いつものごとく
ギリギリに到着して
着席したら
すぐに演奏が始まりました💦
一柳慧さんの
弦楽四重奏曲
6曲
全曲演奏!!!
という
かなりヘビーと思われる
プログラムでした。
ジョン・ケージから影響を受けた
若い頃の
図形楽譜を使った
チャンスオペレーション(偶然性の音楽)の作品から
最近の
調性も感じられる作品まで
幅広いスタイルの作品が
並べられたプログラムとなっていました。
久々に
現代音楽なるモノを聴いて
始めは少し体が抵抗を示して
ウトウトと意識が別世界へと
旅立って行きましたが(笑)
すぐに
作品の魅力と
熱い演奏に惹き込まれて
アッと言う間に
時間が過ぎました。
全体を聴いて
ヴァイオリンの超高音と
チェロの低音が
ユニゾンでオスティナートを形成するのと
速い変拍子のユニゾンを
4人で合わせる
プログレロックの様な
勢いのあるフレーズが
あちこちに
見られたのと
ヴァイオリン2つの高音のセクションと
ヴィオラ・チェロの低弦のセクションとが
分かれる
といった技法が
印象に残りました。
4人の演奏は
後半になればなるほど
ノリノリで
素晴らしいと言うよりは
凄まじい
という言葉が
ぴったりでした。
一柳さんは
そこそこご高齢だろうにも関わらず
今でも
エネルギッシュな近作を
作り続けていて
その力はどこから湧いてくるのでしょうか?
芸術に真摯に向き合い続けて来た
作曲家の熱気を当てられた
内容の濃い
コンサートでした。
最期に一柳さんが
演奏家の4人に促されて
客席から舞台へ上がり
挨拶をしましたが
通路を挟んで
ワタクシの
すぐ斜め前に座っていた様でした。
どうか
ワタクシの
ウトウトに気づきませんでした様に(^^;
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