クリスマス🎄✨

 

今日は

クリスマス🎄🎅

キリストの降誕は

新約聖書の中の

4つの福音書の中では

「マタイによる福音書（マタイ伝）」

と

「ルカによる福音書（ルカ伝）」

に記述されています。

その中の

マタイ伝では

男の人と関係したことのない

マリアが

懐妊したことに

婚約者の

ヨセフが気付きます。

当たり前ですが

ヨセフはそのことを

思い悩み

世間に知られることを恐れて

縁を切ろうと決意しますが

夢の中で

天使が現れ

「それは旧約聖書に書かれていることが

　成就するためだ」

とヨセフに伝え

思い留まらせます。

聖書では

このシーンが

淡々と語られていますが

この荒唐無稽で

衝撃的な事実に

直面し

思い留まった

ヨセフという男は

どんな人物だったのか

かなり気になります。

もしこれが

自分だったら

絶対に無理だと思います。

上の写真の

イコンと呼ばれる聖画の

降誕のシーンでは

右下の

ヨセフに

みのむしのような姿の

悪魔が

ささやいていて

ヨセフが

深く

思い悩んでいます。

それとは対照的に

中央の部分では

生まれたばかりの

イエスが

襁褓（むつき）に包まれ

馬に祝福され

その下には

マリアが横たわり

その左には

星を追ってきた

羊飼い

右側には

３人の東方の博士が

イエスを祝福しています。

更に

イコンの上部では

天使と

それを讃える軍勢が

イエスの誕生を

祝福しています。

今日は

華やかで

喜ばしい

キリスト誕生を

祝う日ですが

その陰では

神を信じられなくなり

激しく思い悩む

ヨセフという男が

いたこと

そして

イエスは

決して

大衆に祝福されて生まれた

訳ではなく

マリヤとヨセフが

泊まろうとした

宿屋に断られ

厩（うまや）で

ひっそりと生まれ

当時

蔑まれていた職業の

羊飼いに

真っ先に知らされた

という不思議に

思いを巡らせたいです。